来春選抜甲子園21世紀枠 県推薦表彰式

11月18日 東愛知新聞より

 来春選抜甲子園21世紀枠の県推薦校に選ばれた国府高校野球部への表彰式が17日、豊川市国府町の同校であった。
 21世紀枠は文武両道や地域貢献など他校の模範となる学校に甲子園出場権を与える特別枠。国府は2004年以来2度目の県推薦校選出となった。学校創立100周年を迎えた今年度は、進学校ながら秋の県大会で享栄に敗れたものの、2―6と善戦するなどベスト16入りを果たしたことなどが評価された。
 式典には各学級の正副室長や生徒会役員ら約50人と野球部員18人が出席。県高野連の須田文清会長から「今回の推薦を機に学校がますます発展し、野球部もさらにたくましいチームに成長することを期待したい」と激励された。主将の加藤駿介さん(2年)は「甲子園で勝つという目標に一歩でも近付くため、この冬の練習に一層励みたい。皆さんに勇気を与えられるプレーができるチームを目指したい」と意気込んだ。
 今後は12月11日までに国府、大垣商業(岐阜)、三島南(静岡)、松阪商業(三重)の中から東海地区の推薦1校が選ばれ、来年1月29日に全国9地区の推薦校から3校が代表校に選出される。